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2018.01.07新連載「院長のつぶやき」

2018年 遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
今年も皆さまにとって健康で幸多き一年となりますように。
 
 
さて、今年は新連載ブログ「院長のつぶやき」がスタート致します!!
 
 
勉強が唯一の趣味。志に始まり志に終わる、いつも身体の事を考えやまない我らがFORTUNA代表「志水剛志」の心の声。
スタッフに向け配信されていたこのつぶやきを、今年からは皆さまに公開して参ります。
 
もしご興味がございましたら是非ご覧くださいませ。
 
新年第一弾のテーマは、、、「枕」
 
普段何気なく使っている枕について、志水節がさく裂しております。。(笑)
 
 
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今回のテーマは「枕」です。
 
現在の枕の主流は「寝返りがしやすい」ですよね。
よく聞くのが、整形外科枕。
寝返りして横向きになったとしても、背骨とのラインが崩れないで、寝返り時にエネルギーを使わない高さを「正しい」として、
寝具や寝巻きにも寝返りのしやすさを求める、徹底ぶりプロですね。

寝るってことを考える時、話題に上がりやすいのは「マットレスと枕」この2つが絶対ですよね。
そこで、今回問題提議したいのは、「枕って何の為にあって、本当に必要なのか?」という事です。
なんだかするのが当たり前になってしまっていて、そもそもの話し必要なのかって…
寝違いの時などは、枕はしない方が楽なのです。
子供を見てみても、就寝中その上にいる事は少ないですよね。

患者さんの中でも70歳の男性の方で、キックボクシングと整体を毎週1回行う生活を1年続けて、現在も毎週通ってくださる方が、
昔はかなり高枕で高くないと寝れなかった。今では枕無しで寝る方が楽なんだよ。」と仰っています。
これを聞いた時、いったい枕ってなんなんだろう?って思ったのです。
「ある」を大前提に考えてしまっていて、その中である理由を探していました。
しかし、「無し」の可能性も出てくると

「枕を使った方が良い人」と「使わない方が良い人」


この違いをしっかりと考えていく事が大事ではないかと思います。

枕を使用した時としていない時、明らかな違いは何でしょう?
「頭の高さ」ですよね単純に。

じゃあ頭位が上がる事で身体に起きる変化は何があるか?
 重力による静脈血、脳脊髄液、リンパ液などの圧力差。です。

結果的に私の考察は、枕は「頭部の流動」に関わり枕使用の有無が決定付けられる。

そんな私も実は、うつぶせ寝なんです。
枕は胸に大事に抱き込んで寝ています。
こうなるとさっきの考察は全く意味がありません…
 
みなさんどう思いますか?
まだまだ謎の多い「枕」ですが、これからも気づきあればまたお知らせしますね。