INタイプとは、距骨が内側に傾いている状態です。
距骨が内側に歪む事で、足首から下の足元の状態は
内側に体重が掛かります。
逆に身体はバランスを取る為に、膝から下は外側に傾きます。
そうすることで、O脚や外反母趾、各痛みの症状を引き起こします。
OUTタイプとは、距骨が外側に傾いている状態です。 距骨が外側に歪む事で、足首から下の足元の状態は外側に体重が掛かります。 逆に身体はバランスを取る為に、膝から下は内側に傾きます。 そうすることで、X脚や内反小趾、骨盤部(仙腸関節部)の痛みなどを引き起こします。
距骨が前傾し、つま先側に傾いている状態です。 距骨が前傾することで、足首から下の足元の状態はつま先側に体重が掛かります。逆に身体はバランスを取るために、膝から下は後ろ側に傾きます。FRONTタイプはヒールを履く女性に多く見られるタイプです。緊張としては、足の裏から始まり下肢後面、脊柱起立筋などの身体の後面の緊張を引き起こし、骨盤を後方へ引っ張り後傾にします。足首の関節も90°以上曲がらないのが特徴的です。
距骨が後傾し、かかと側に傾いている状態です。 距骨が後傾することで、足首から下の足元の状態はかかと側に体重が掛かります。重力に負けている高齢な方に多く見られるタイプです。緊張としては、足の甲側の緊張から始まり、下肢前面、腹直筋、大胸筋などの身体の前面の緊張を引き起こし、骨盤を前方へ引っ張り前傾にします。足首の伸びが悪く正座がし難くなるのが特徴的です。
ROLLINGタイプとは、
距骨が左右にグラグラと揺れている状態です。
原因として扁平足が関係していて、足首の関節が緩んでいます。足首に力が入り難く、下腹部から下半身への緊張が強く、婦人科系疾患の誘発や便秘、下半身が太い、
ムクミ、冷えなどの症状を引き起こします。